ラーマクリシュナミッションのスワーミー(僧侶)が和歌山で講話をしてくださるとの事でお誘いを受けて行ってきました。
以前、別のスワーミーによる講話を聴いたのが、6.7年前?でしたので、久しぶりの講話をとても楽しみにしていました。
スワーミーサッティャローカーナンダジは今回初めてお会いしたのですが、とても親しみやすくユニークで、私がアーユルヴェーダサロンをしてますとお伝えすると、スワミジも過去にご病気した時にアーユルヴェーダですっかり良くなったんだよー!とにこにこ当時の様子を説明してくれました。
講話は難しすぎないように分かりやすく教えて下さいました。
心の平安を得るためのヨーガの中で、「ロープと蛇」のお話がありました。ヴェーダーンタのお話でよく出てくる有名な例えです。
ただのロープでも、暗闇の中だとそのロープが蛇に見え(蛇だと思いこんでしまう)そして、怖い怖いって思ってしまうのです。
思い込んでいるので、今、動いた!こっちを見てる!とか、何もないロープを心で勝手に蛇にかえてしまいます。
ロープはロープなのです。ずっとそこにロープがあるだけなのです。
そこに暗闇があると真実が恐ろしいものに変わってしまいます。
では、ロープという何も変わることのない真実を恐ろしいもののように見えてしまう暗闇(フィルター)とは一体なんなのでしょうか?
日常に起こること、人間関係、社会、自分の感情、過去の嫌な経験、誤った情報。
暗闇というフィルターによって違うように見えてないか。とあれから良く考えています。
そしてこの世の中は、フィルターを曇らせて蛇に見せようと様々な仕掛けをします。
暗闇をはらし(光の中で)真実を見極める心の目を持つことが大事ですよね。
その心の目を養うために、毎日穏やかに健康で平和に過ごす。一日を振り返り感謝して、人生を楽しもうと思いました。
大変貴重なサットサンガでした😊